背景
兵庫県明石市
社会福祉法人みっくす社会福祉会 
みつばこども園
神尾由美 先生
園長
神尾由美 先生
先生が楽しみながら個性を発揮できるツールです!
先生が楽しみながら個性を発揮できるツールです!

導入の背景

毎日のブログをおうちえんドキュメンテーションに切り替え

みつばこども園は情報発信に力を入れており、開園以来、クラスごとに毎日ブログを更新してきました。ブログは保護者への連絡帳や日々の保育記録のような存在です。園の一番の理解者である保護者の皆さんに、子どもたちの日々の成長を伝えたい。そんな思いで続けてきました。

しかしブログだと一方通行の情報発信になってしまい、保護者の反応が見えづらいという課題がありました。また「写真の編集が大変」、「文章をしっかり書かなくてはいけない」など先生の負担も少なくありませんでした。

おうちえんドキュメンテーションを初めて見たとき、私自身がとてもワクワクしました。可愛いテンプレートがたくさん用意されていて、スマートフォンで手軽に作ることができる。スマートフォンで読みやすいデザインで、いつでもどこでも写真や動画を見られる。先生にも保護者にも絶対に喜ばれるだろうな、と思いました。保護者がコメントできる機能もあったので、コミュニケーションの課題も解決できるのではないかと感じました。

実践のポイント

ドキュメンテーションの作成は、毎日5〜10分で

毎日14:00〜15:00を「ノーコンタクトタイム」としており、担任はその時間に職員室でドキュメンテーションを作成したり、お互いのドキュメンテーションを見ながら楽しくおしゃべりをしたりしています。

スマートフォンで撮影し、そのままドキュメンテーションを作成

子どもたちの様子はスマートフォンで撮影し、そのままスマートフォンでドキュメンテーションを作成しています。写真が多いと見るのが大変になってしまうので、複数の写真を1枚にコラージュすることもあります。無料で便利に使える画像加工アプリはたくさんあるので、各自が使いやすいものを使って手間をかけずに行っています。

文章は短く、紙芝居を作るような感覚で

これまでのブログではまとまった文章を書かなくてはならず、文章を書くのが苦手な先生にとっては大きな負担でした。おうちえんドキュメンテーションでは、画像と組み合わせて文章を入れることができるので、短い文でも十分に伝わります。吹き出しをつけられるのも便利です。

パソコンは得手不得手がありますが、スマートフォンは誰でも使えます。紙芝居や4コマ漫画のような感覚で、簡単に楽しく作ることができるのがいいですね。ドキュメンテーションを見ていると、先生の子どもを見つめる感性や、表現力がどんどん育っているように感じます。

先生の個性が光るユニークなタイトル!

おうちえんドキュメンテーションを始めてから、先生の遊び心がたくさん発揮されるようになりました。絵文字などを使って保護者が思わず読みたくなるようなタイトルをつけていて、見ていてとても面白いです。先生と保護者の心の距離も近づいているような気がします。

おうちえんドキュメンテーションのメリット

業務が大幅に効率化され、先生がよりクリエイティブに!

写真撮影からドキュメンテーションの作成までスマートフォンひとつでできるので、業務が大幅に効率化されました。効率的なだけでなく、先生の創造力も高まっているように思います。写真・動画の撮り方、タイトルや文章、絵文字の使い方など、いろいろなところでクリエイティビティが光っています。この点がおうちえんドキュメンテーションを導入した一番のメリットだと感じています。

保護者とのコミュニケーションが増えた!

保護者からも「とても便利になった!」と好評です。スマートフォンで手軽に見ることができるので、絵本の読み聞かせのように親子でドキュメンテーションを読んで楽しんでいるご家庭もあるようです。子ども自身にとっても、日々の遊びや学びを振り返るとてもよい機会になっているのと思います。

また、保護者のコメント機能も先生にとって大きな励みになっています。これまでブログの感想はメールで受け付けていました。メールは保護者にとってハードルが高く、伝えたいことがあってもなかなか伝えられなかったのではないかと思います。

おうちえんドキュメンテーションではSNS感覚でコメントができるので、気軽に感想を伝えることができるようです。こまめにコメントを下さる方もいて、本当にありがたいです。家庭での様子や保護者の思いを知ることで、先生の子ども理解はさらに深まり。以前に比べて、園と保護者の間での「伝え合い」が増えたように思います。今後は、保護者のコメントを匿名公開できる機能も活用し、さらに豊かなコミュニケーションを実現していきたいと思っています。

背景